岡崎慎司が全治2週間の負傷離脱 「レスターは突如得点のオプションが不足」と英紙指摘

膝の打撲により10日のマンC戦を欠場とピュエル監督が明かす

 レスターFW岡崎慎司は、10日に行われるプレミアリーグ第27節マンチェスター・シティ戦を膝の打撲により欠場することが決定。移籍市場でストライカー二人を放出し、アルジェリア代表MFリヤド・マフレズの練習欠席が続くなか、チームは前線の人員不足に陥ることになった。英地元紙「レスター・マーキュリー」が報じている。

 シティ戦前の記者会見に出席したクロード・ピュエル監督は、侍ストライカーに起きた異変を明かしている。

「オカザキには少し負傷がある。彼は起用できない。膝に蹴りを受けてしまったからだ。彼は2週間、試合に出られない」

 ピュエル監督は昨年10月の就任以降、前線はイングランド代表FWジェイミー・ヴァーディを軸に、岡崎とナイジェリア代表FWケレチ・イヘアナチョを併用してきた。記事では「シンジ・オカザキは膝の故障で全治2週間とされ、レスター・シティは突如得点のオプションが不足したように見える」と報じている。

 レスターは1月に前線の人員整理を行ったばかりだった。アルジェリアFWイスラム・スリマニをニューカッスルに、FWレオナルド・ウジョアをブライトンに期限付き移籍で放出したばかり。攻撃陣のキーマンであり、時に前線でプレーするマフレズは、マンチェスター・シティ移籍を破談にされたことに不満を抱き、練習欠席が続く。

 岡崎の不運な負傷離脱によって前線の人員不足に陥ったレスターだが、この苦境を乗り切ることができるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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