選手に“報復キック”で波紋を呼んだ仏リーグ主審に厳罰 合計6カ月間の活動停止処分

事件の数週間前には引退を示唆

 シャプロン氏は試合後に「私はナントのジエゴ・カルロスにぶつかられた。衝突の瞬間、最近怪我をした箇所に鋭い痛みを感じた。私の残念な反応は選手に向けて足を伸ばしてしまった。ぎこちないジェスチャーは不適切だった。だから、この行動を謝罪したい」と弁明したが、FFFからは3カ月間の職務停止処分を受けていた。さらに懲罰委員会から3カ月間の活動停止処分を言い渡され、この先6カ月間は試合を裁くことができなくなかった。

 シャプロン氏はこの事件の数週間前に、今季限りでの引退を示唆していたという。このまま審判の世界から身を引くことになってしまうのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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