リバプールがトップ4争い脱落 指揮官はストライカー獲得を明言

WBA戦で痛恨のスコアレスドロー

 リバプールのブレンダン・ロジャース監督が、スコアレスドローに終わったウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン戦後、得点力不足解消に向けて新たなストライカーを獲得する必要性を訴えた。英メディア「スカイ・スポーツ」が報じている。
 リバプールは25日、敵地でWBAと対戦して0-0で引き分けた。
 5位につけるリバプールにとって勝ち点3の確保が不可欠だったが、ゴールネットを揺らすことはなかった。その試合後、ロジャース監督は、得点力を改善するためには補強に踏み切るしかないと断言した。
「我々は今夏、ストライカー補強に動く。いくつか のビジネスに取り組まなければならない。我々はゴールを挙げられていない。選手たちは昨年と同じ努力と姿勢を示してくれている。しかし、現在の我々には昨年50得点をあげた2人がいないんだ」
 指揮官は、今季バルセロナへと移籍したFWルイス・スアレスが抜けた穴と、負傷離脱を強いられているFWダニエル・スターリッジの不在を嘆いた。
 同日、4位マンチェスター・シティがアストン・ビラに勝利し、暫定で2位に浮上。今日エバートン戦を控えるマンチェスター・ユナイテッドとも勝ち点差7と水をあけられている。もしもマンUが勝利を収めた場合、それが10差に開くことになる。
 ロジャース監督は「トップ4入りは難しい」と既に白旗を揚げている。来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場権 争いは事実上、終わりを迎えようとしている。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集 部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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