ミラン買収を進めるタイ人富豪の仰天刷新案 イタリアのレジェンド集結へ

 

カンナバーロ監督誕生か

 

 ACミランの株式買収交渉を進めるタイ人富豪ビー・テチャウボン氏が、来季に向けて大胆な組閣を計画していることが分かった。監督には元イタリア代表DFで現在中国1部広州恒大を率いるファビオ・カンナバーロ氏を招聘(しょうへい)し、クラブのレジェンドであるパオロ・マルディーニ氏と、ジェンナーロ・ガットゥーゾ氏に加え、ユベントスなどで手腕を振るったマルチェロ・リッピ元監督を強化部に加える大幅な刷新案を提案しているという。イタリア衛星放送「スカイ・イタリア」が報じた。

 このプランでは、現在指揮を執るフィリッポ・インザーギ監督を 解任し、カンナバーロ政権を、リッピ氏がスーパーバイザーとして支える。マルディーニ氏が強化部のトップとなり、ガットゥーゾ氏は強化部かアシスタントコーチというオプションがあるとされる。

 実現すれば、イタリアサッカー界のレジェンドで組閣されることになる。ミランはアジアの富豪と身売り交渉を続けているが、体制が大幅刷新された場合、日本代表FW本田圭佑の去就にも大きな影響を及ぼす可能性がある。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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