ACL出場権獲得へ執念のムアントン 今季Jリーグ移籍選手も起用、30日に柏と決戦へ

ジョホールを5-2で一蹴した「夢のスタート」 本戦出場権を懸け柏とプレーオフで激突

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)予選プレーオフ1回戦が現地時間23日に行なわれ、柏レイソルと30日に本戦出場権を争うことになるのはムアントン・ユナイテッド(タイ)となった。ジョホール・ダルル・タクジム(マレーシア)に5-2で快勝した試合を、米スポーツ専門テレビ局「FOXスポーツ」アジア版は、「相手を軽くあしらった」とタイ・プレミアリーグ2位のチーム力を評価。そして今季Jリーグ加入が決まっているタイ代表選手を起用するなど、本戦出場権獲得に執念を燃やしている。

 試合は前半7分、ロングボールから決定機を作ると、最後はサーラット・ユーイェンが味方のラストパスを流し込み先制。その後も順調に得点を重ね、後半11分にはヴィッセル神戸への加入がほぼ合意しているタイ代表DFティーラトン・ブンマタンが得意の左足でゴールを揺らすなど5得点。後半アディショナルタイムに2失点したものの、大量得点で勝利を挙げた。

 この完勝を同局サイトも「ムアントン・ユナイテッドはジョホールを軽くあしらった。タイの巨人は夢のようなスタートを切った」と記し、タイ・プレミアリーグ屈指の実力を持つムアントンの戦いぶりを評価した。

 

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