レアルのホーム戦は「もはや相手の脅威ではない」 今季“5分2敗”のひ弱さを現地紙嘆く

国王杯5回戦で格下の2部ヌマンシアに本拠地で2-2ドロー

 リーガ・エスパニョーラで宿敵バルセロナに勝ち点差16をつけられた昨季二冠王者レアル・マドリードが、どうも乗り切れない。現地時間10日に行われたスペイン国王杯5回戦、リーガ2部ヌマンシアとの第2戦に2-2で引き分け。2戦合計5-2で勝ち上がりを決めたとはいえ、本拠地サンチャゴ・ベルナベウで勝利できなかったことを現地メディアも厳しく報じている。

 レアルはエースFWクリスティアーノ・ロナウド、主将のDFセルヒオ・ラモスを温存。ターンオーバーで臨んだなか、MFルーカス・バスケスが2ゴールを決めたものの、相手FWギジェルモ・フェルナンデスに二度追いつかれるゴールを許す展開となった。

 今季のレアルは、なぜかホームで苦しんでいる。今季公式戦のここまでの本拠地通算成績は7勝5分2敗。贔屓紙として知られる「マルカ」も、「5分2敗。ベルナベウはもはや相手チームにとっての脅威ではない」と、ホームでのひ弱さを嘆いている。

 クラシコでの0-3の完敗を含めて、徐々に批判が高まっている状況に、ジネディーヌ・ジダン監督は試合後のインタビューでこう答えている。

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