Rマドリードに暗雲 モドリッチが長期離脱、ベイルも負傷交代

リーグ逆転V&欧州CL連覇を目指すレアルに不安広がる

 レアル・マドリードのクロアチア代表MFルカ・モドリッチが18日のマラガ戦で右膝を捻挫し、全治まで約6週間で長期離脱を強いられることが明らかになった。ウェールズ代表FWギャレス・ベイルも左ふくらはぎの故障で交代しており、逆転優勝を狙うレアルがピンチに直面した。地元紙「AS」が報じている。

 3-1で快勝したマラガ戦開始直後、白い巨人に不安が広がった。ベイルが足を抑えながらピッチに座り込むと、クリスティアーノ・ロナウドが表情を曇らせながら、歩み寄る。ベイルはロナウドに左ふくらはぎを指差しながら異変を訴えた。

 前半5分でベイルはメキシコ代表FWハビエル・エルナンデスと交代で下がった。そして、後半15分にはモドリッチが故障。MFイジャラメンディと交代でピッチを去った。

 同紙によると、カルロ・アンチェロッティ監督は試合後、「ルカ・モドリッチは膝の問題。ギャレス・ベイルはふくらはぎに問題がある。我々は(診断結果を)待たなければいけない。水曜日の試合に間に合えばいいが」とコメントしたが、その後、悲報が待っていたという。モドリッチは試合後のロッカールームでメディカルスタッフの診察を受けて、右膝の外側靭帯損傷で全治5~6週間と診断されたというのだ。

 運動量と技術、パスセンスを誇るレアルのキーマンは終盤戦で欧州チャンピオンズリーグ準々決勝アトレチコ・マドリードの第2戦のみならず、リーグ戦6試合を欠場する可能性が浮上。首位バルセロナを勝ち点2差で猛追し、欧州CL連覇を視野に入れているレアルが正念場に直面した。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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