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「相撲は素晴らしい」 知日家ベンゲル監督が持論、日本に根付く“敬意の文化”を称賛
かつて日本で指揮を執ったベンゲル監督、相撲を引き合いに出して日本に言及
かつて日本のクラブで指揮を執ったアーセナルのアーセン・ベンゲル監督が、相撲を引き合いに出し、日本とイングランドの文化の違いを指摘。「お互いに敬意を払う文化が深く根付いている」と日本を称賛している。英「Perform Group」の動画で語った。
知日家として知られる名将ベンゲルは、今でも日本の文化に魅せられているようだ。1995年から96年夏までJリーグの名古屋グランパスエイトを率いたフランス人監督は、天皇杯を制するなど手腕を発揮。その後にアーセナルの監督に就任し、現在まで長期政権を築き上げている。
イングランドの第一線で長年戦い続けているベンゲル監督は、「大一番に敗れれば受け入れるのは難しい」とビッグゲームで敗北した時の心情を明かすと、「相手側が思い切り祝っているのを見るのは辛い」と吐露。ともに勝利を求めて激闘を繰り広げた後、歓喜を前面に押し出すのは自然とも言えるが、ベンゲル監督は「侮辱のように感じられる部分もある」と指摘する。そこで指揮官が引き合いに出したのが相撲だ。
「だからこそ私は日本にいた時、相撲は素晴らしいと思っていた」