「オーバは特別」とドルトムントSD称賛も… ブンデス5季連続二桁得点FWの問題点を指摘

今季も15試合13ゴールと爆発中 ツォルクSD「彼は一つだけ問題を抱えている」

 ドルトムントでMF香川真司と同僚のガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンは、その爆発的なスピードと決定力の高さでチームのエースに君臨している。しかし、ドルトムントのスポーツディレクター(SD)を務めるミヒャエル・ツォルク氏が、韋駄天ストライカーはある問題点を抱えていると指摘している。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。

 2013-14シーズンに、フランスのサンテティエンヌからドルトムントに加入したオーバメヤンは、以降5シーズン連続で二桁得点を記録中。昨季は31得点で初のブンデスリーガ得点王を獲得し、今季もここまで15試合で13得点とハイペースで得点を重ねている。

 ツォルクSDは、「オーバは特別な選手」とその実力を称えている一方で、「彼は派手で華やかなキャラクターだ」とその性格面に隠された“問題点”があると語っている。

「我々は彼に関して一つだけ問題を抱えている。それは時間を厳守するということだ。その点は明確にしておかなければいけない」

 オーバメヤンは11月17日に行われたシュツットガルト戦(1-2)では、試合前にチーム練習に20分の遅刻をしたことによりクラブから処分を受けてメンバー外となっていた。「昨年から彼は何度か遅刻していた」とツォルクSDはオーバメヤンの遅刻癖を明かし、「クラブとしてはこの問題を上手く扱っていかなければいけない」と今後の対処法についても頭を悩ませていた。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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