グレミオ監督、パチューカ戦に専念 会見でレアルに関する質問を完全シャットアウト

 

グレミオのガウショ監督は「パチューカ戦のことしか考えていない」と言い切る

 

 南米王者グレミオ(ブラジル)は、12日にFIFAクラブワールドカップ準決勝でFW本田圭佑が所属するパチューカ(メキシコ)と対戦する。グレミオのレナト・ガウショ監督は試合前日の記者会見で「パチューカ戦のことしか考えていない。この試合が終わった後に、その次の相手について考えることにする」と、欧州王者レアル・マドリード(スペイン)との対戦に向けた質問をシャットアウトした。

 

 ガウショ監督は準決勝に向け「突然パチューカが素晴らしいプレーをしなくなるとは考えたりしない。全ての試合は別物。試合は生き物なんだ。自分たちの人生を懸けた試合になることも間違いない。我々は対戦相手についての研究を深めた。我々は全てを把握している」と自信を覗かせている。

 

 その一方で、勝利すれば決勝戦で対戦する可能性が高いレアルに関する質問には、完全に口を閉ざした。「その先の試合について展望しても意味はない」と言い切ったガウショ監督は、さらに言葉をつないだ。

 

「パチューカ戦のことしか考えていない。この試合が終わった後に、その次の相手について考えることにする。世界一を夢見るのなら、まずは準決勝に勝つこと。それが我々のゴールだ」

 

 

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