ドルトムント新監督に元ケルンのシュテーガー氏就任 「ワクワクする物語とチャレンジだ」

成績不振でボス監督を半年で解任 大迫を指導したシュテーガー監督が後任へ

 MF香川真司の所属するドルトムントが10日に記者会見を行い、成績不振からペーター・ボス監督の解任と前ケルンのペーター・シュテーガーの新監督就任を発表した。

 ボス監督は今夏にドルトムントの新監督として招聘された。開幕からの7試合を6勝1分とスタートダッシュを決めたが、その後の8試合を3分5敗と急失速。UEFAチャンピオンズリーグでも1勝も挙げられないまま、グループステージで敗退した。9日のブレーメン戦(1-2)に敗れたことが決定打となり、就任から半年でオランダ人指揮官は解任された。

 そして、会見には3日に日本代表FW大迫勇也のプレーするケルンを解任されたばかりのシュテーガー監督も出席し、新監督に就任することが発表された。アシスタントコーチのマンフレッド・シュミット氏とヨルグ・ハインリッヒ氏とともに、2018年6月30日までの契約を結んだという。

 シュテーガー氏は今季ケルンで1勝もできずに更迭となったが、ドルトムントのミヒャエル・ツォルクSDは、「この4年間、ペーター・シュテーガーはケルンを見事に成長させた」とその手腕を高く評価した。

 就任にあたり、「とてもワクワクする物語とチャレンジだ」と意気込みを語ったシュテーガー氏。泥沼にはまったドルトムントを救うことができるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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