「結果を出すことを求めて戦っていきたい」

「これから東京五輪に向けた最終的なメンバーをどう決めるかというところのスタートになるし、チームでも個人でも結果を出すというところのスタートでもある。そういった状況の中で、選手がどれだけ次に向けて自分のアピールをしてくれるか、というところを見たい。いいスタートを切りたいと思っている」（森保監督）

　今回のメンバーがそのまま東京五輪に出場する可能性は極めて低い。だからこそ個人としてのアピールを果たす上で、代表の一員としてしっかりと勝負にこだわり、結果を残すことが大事になってくる。「この大会では成長すること、結果を出すことを求めて戦っていきたい」と語った森保監督と若き侍たちの、東京五輪に向けた第一歩に注目したい。

　今大会に招集されているU-20日本代表は以下の通り。

GK

1　オビ・パウエルオビンナ（流通経済大）

12　大迫敬介（広島ユース）

23　谷　晃生（G大阪ユース）

DF

4　庄司朋乃也（金沢）

22　岡野　洵（千葉）

5　大南拓磨（磐田）

3　立田悠悟（清水）

20　麻田将吾（京都）

MF

6　浦田　樹（北九州）

2　岩田智輝（大分）

8　長沼洋一（山形）

13　平戸太貴（町田）

10　神谷優太（湘南）

14　三笘　薫（筑波大）

17　井上潮音（東京V）

15　宮崎幾笑（金沢）

19　松本泰志（広島）

18　菅　大輝（札幌）

7　針谷岳晃（磐田）

16　渡辺皓太（東京V）

FW

11　旗手怜央（順天堂大）

21　上田綺世（法政大）

9　小松　蓮（産業能率大）

【了】

林　遼平●文・写真　text & photo by Ryohei Hayashi