後半終了間際にも得点したエレーラ、ここ最近の枠内シュート5本がすべてゴールに

　後半34分にはアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアの巧みなドリブル突破から、中央で待つイングランド代表FWウェイン・ルーニーが軌道のずれたクロスを左足を伸ばして、一度ワンバウンドさせると右足でボレー。鮮やかに追加点を決めた。
　2-1で迎えた後半アディショナルタイムには、ルーニーのインターセプトからユナイテッドがカウンターを発動。マタのクロスを、エレーラがダイレクトで駄目押し点を決めていた。
　ファン・ハール監督は「後半が終わった後、彼は私のところに来て、“トラップしなくても僕はシュート決めれますけどね”といってきたんだ」とエレーラとの会話をうれしそうに明かしていた。
　エレーラは最近放った枠内シュート5本が全てゴールという驚異の決定力を誇る。今季7得点までに伸ばした絶好調男は、ユナイテッドで監督人生に終止符を打つと告白している指揮官のキスでさらに調子を上げるかもしれない。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文　text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images