負傷明けのベイルが国王杯フエンラブラダ戦に出場濃厚

　レアル・マドリードは今シーズンのリーガ・エスパニョーラ序盤戦で勝ち点を伸ばせず、リーガ連覇に暗雲が漂っている。その大きな要因となっているのが、看板3トップ「BBCトリオ」の不発ぶりだが、今季離脱続きだったウェールズ代表FWギャレス・ベイルが現地時間28日に行われるスペイン国王杯で戦列復帰するとジネディーヌ・ジダン監督が明言した。英公共放送「BBC」が報じている。

　ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドと元フランス代表FWカリム・ベンゼマ、そしてベイルの「BBCトリオ」は昨季までリーガやUEFAチャンピオンズリーグ（CL）などで圧倒的な決定力を発揮してきた。しかし今季リーガでは、3人ともそれぞれ2得点ずつにとどまっている。ロナウドとベンゼマがゴールからの運に見放された一方、ベイルは今季も負傷癖が顔をのぞかせている。

　10月上旬に左足ふくらはぎを痛めたベイルは、レアル加入後通算13度目の負傷離脱となっていた。しかし、スペイン国王杯3回戦フエンラブラダ戦を前に、ジダン監督は会見で次のように起用を明言している。

「明日彼はプレーできるし、彼が良くなっている印象がある。彼には“試合勘”が必要だし、どのように試合が進むかによって、我々にとって最善の起用法が出るだろう」