知将ベニテス、教え子のレジェンドとポグバを比較 「あの域に達するには10~15年間…」

ニューカッスルのベニテス監督、ジェラードとポグバを比較する質問を受け…

 マンチェスター・ユナイテッドのフランス代表MFポール・ポグバは18日の本拠地ニューカッスル戦で故障から先発に復帰すると、ゴールを挙げる活躍を見せて4-1勝利に貢献した。

 テクニック、運動能力、戦術理解度に優れるポグバは、中盤で現在世界最高の実力者の一人として高い評価を受けるが、ニューカッスルの知将ラファエル・ベニテス監督は、かつて指導したプレミアリーグを代表するレジェンドの域には達していないと指摘しているという。衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。

 スペインが誇る戦略家は2004シーズンから2009シーズンまでリバプールを率いた。UEFAチャンピオンズリーグ優勝やFAカップ優勝を達成するなど確かな手腕を示したが、リバプールの中盤には元イングランド代表MFスティーブン・ジェラードが長らく君臨していた。リバプールの下部組織出身で、1998年から2005年まで活躍。リーグ戦504試合120ゴールという成績を残してピッチ上で輝きを放ち、世界最高のミッドフィルダーとも称され、多くのファンから愛された。

 そんなジェラードとポグバを比較する質問を受けたベニテス監督は、「ノーだ。彼らは全く違う。スティービー(ジェラード)は長年に渡りトッププレイヤーだった。彼はとても安定してしていた。全ての試合で違いを作り出していた。ボールがある状況だろうと、なかろうとね。彼(ジェラード)はトッププレイヤーだ。ポグバは偉大な選手だが、スティービーの域に達するには、10年から15年間安定したパフォーマンスを見せないといけない」と語っている。

 

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