“ゴール欠乏症”のC・ロナウド スペイン紙が指摘する「1.8」「2640」が示すものとは?

マドリードダービーでも無得点 シュート決定率はレアル移籍後ワーストのペース

 希代のゴールマシンの身にいったい、何が起きたのか。レアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、今季リーグ戦でシュート55本を放ちながらわずかに1ゴール。シュート成功率は「1.8%」という衝撃的な数字に落ち込んでいる。

 ロナウドの“ゴール欠乏症”は深刻だ。

 英データサイト「WhoScored.com」は、10月29日の第10節・敵地ジローナ戦(1-2)終了時点でリーグ戦シュート40本に対して、得点はわずかに1という驚きの数字を公式ツイッターで紹介。「クリスティアーノ・ロナウド:今季欧州5大リーグの全得点者で、ロナウドはワーストのシュート成功率(2.5%)」とスペイン、イングランド、イタリア、ドイツ、フランスの得点者の中で最下位の成功率だったが、成績は第12節のアトレチコ・マドリード戦でさらに悪化してしまった。

 スペイン紙「AS」は、「クリスティアーノ・ロナウドは今季4ゴールしか記録できないペースだ」と特集。リーグ戦12試合中8試合に出場していまだ1ゴール、決定率が1.8%まで落ちこんだ現実に触れている。記事によれば、レアル移籍後では過去最低ペースで、これまでのワーストである09-10シーズンの12.3%を大きく割り込んでいる(最高は2014-15シーズンの21.3%)。

 

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