W杯後の日本代表強化に影響か? 欧州&北中米カリブ海の“代表新リーグ構想”が加速

2018年ロシアW杯後、国際Aマッチウィークを利用して開催へ

 日本代表はこれまでに国際親善試合で数々の試合を行いチームの強化に役立ててきたが、来年のロシア・ワールドカップ(W杯)後には、ヨーロッパ勢と北中米カリブ海地区のチームと親善試合を組めなくなる可能性が浮上している。

 この両地区では、インターナショナルマッチウィークの期間を利用して、大陸内での代表チームによるリーグ戦を行うことが検討されている。アイルランド紙「インディペンデント」は、欧州地区における同大会の内容について、すでに踏み込んだ記事を掲載している。

 同紙によると、欧州内でランクAからDまでの12チームごとに分け、さらに3チームごとに4つのグループを形成。9月、10月、11月のインターナショナルマッチウィークを利用してダブルヘッダー3回のリーグ戦を行うという。そして、このランクには昇格と降格があり、リーグの成績は2020年の欧州選手権に向けた予選のグループ分けにおいて、シード決めに利用されるという。

 また、北中米カリブ海地区については米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が、同様に3つのランク分けをしてスタートすると報じた。W杯予選以外で他国とプレーする機会を得られない小国にとって大きなメリットがあるとして、その結果はW杯予選の組み合わせにおけるシード分けに利用されると報じている。

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング