傷心のイタリア代表に“名将”待望論 地元紙アンケートで「67%超」の票を得ているのは?

W杯出場権を逃したヴェントゥーラ体制は終焉濃厚 伊紙が後任候補のアンケートを実施

 60年ぶりにワールドカップ本大会への出場権を逃したイタリア代表は、ジャンピエロ・ヴェントゥーラ監督がチームを去ることが確定的な状況にあるが、イタリア国民は後任監督に誰を一番推しているのだろうか。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が、アンケート企画を実施している。

 イタリアは現地時間13日の欧州予選プレーオフ第2戦でスウェーデンとスコアレスドローに終わり、2戦合計0-1で敗退した。1958年スウェーデン大会以来、60年ぶりに本大会出場権を逃したヴェントゥーラ監督は、2020年まで契約を残すものの、辞任にせよ解任にせよ代表監督のポストから退くことは確実視されている。同監督を「歴代最悪の一人」と厳しく批判した同紙は、後任監督の読者アンケートを実施した。

 後任候補として名前が挙がったのは、カルロ・アンチェロッティ氏のほか、現チェルシーのアントニオ・コンテ前監督、ユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督、ゼニトを率いるロベルト・マンチーニ監督の4名に絞って投票を実施。すると、すでにアンチェロッティ氏に90万票を超える投票が集まり、その占有率も67.5%を超えているとした。現在進行形のWEB版の投票では、日本時間15日13時現在で占有率は67.8%になっている。

 アンチェロッティ氏は、他の3人の指揮官と比較した時に、今年9月28日にドイツ王者バイエルン・ミュンヘンの監督を解任されてフリーの状況にあることが最大の強みだ。解任後「代表監督? そうなるなら、良いことだ」というコメントを残していることもあり、期待感が高まっている。

 

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