日本代表、ブラジル戦予想スタメン 中盤は長谷部の状態次第、浦和勢のテストはこの試合か

長谷部のコンディションに一抹の不安

 最後尾は絶対的守護神の川島永嗣。最終ラインは左サイドバックに長友佑都、最終ラインの柱であるCBに吉田麻也、右サイドバックに酒井宏樹で確実視される。

 中盤はアンカーを一枚置くか2ボランチ起用、そして長谷部のコンディション次第で組み合わせも変わりそうだ。練習では他の選手がパス回しをしているなか、ピッチ脇で一人入念に体の状態をチェックするなど一抹の不安を残している。長澤の抜擢と長谷部の起用を前提とすれば、残る1枠を山口蛍と井手口陽介が争う。経験値を踏まえれば山口の起用が妥当だろう。もっとも、井手口はここまで6試合連続出場を続けており、指揮官も「これから伸びていく」と期待を寄せる逸材だけに、継続起用もありそうだ。

 最前線は大迫勇也、左ウイングは原口元気、右ウイングは久保裕也が濃厚か。ただし、序盤からカウンターに徹するのであれば、右に浅野拓磨の起用もあり得る。

【了】

大木 勇(Football ZONE web編集部)●文 text by Isamu Oki

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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