CL敗退危機のドルトムント監督、“崖っぷち”の現状に嘆き節 「少し自信を失っている」

本拠地で“格下”アポエルと1-1ドロー ボス監督「事態は我々の思うように進んでいない」

 日本代表MF香川真司の所属するドルトムントは、現地時間1日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)第4節でアポエル(キプロス)と本拠地で対戦し、1-1で引き分けた。CL4戦未勝利でグループステージ敗退が迫る“崖っぷち”を迎え、ペーター・ボス監督は「自信を失っている」と嘆いている。クラブ公式サイトが試合後のコメントを報じた。

 ドルトムントは前半29分、香川が右足アウトサイドのワンタッチパスで相手の守備陣を破ると、オーバーラップしたDFラファエル・ゲレイロがゴールネットを揺らした。しかし、後半6分にカウンターから左サイドを突破されると、第3節のアウェー戦でも得点していたFWマイケル・ポテに決められて追いつかれた。その後に波状攻撃を仕掛けるも、勝ち越し点は奪えずに痛恨の引き分けとなった。

 レアル・マドリード、トットナムとも同居するグループHでアポエルと並んで4試合勝ちなし(2分2敗)というピンチに、ボス監督は「この試合は勝たなければいけなかった。残念な結果ということは理解している。我々は少しばかり自信を失っている」とチームの現状を分析した。

「我々が1-0とした後、2点目を取る必要があった。そうなればより簡単に試合を進めることができた。当然アグレッシブにいったが、ニコシア(アポエル)は最初のシュートでネットを揺らした。事態は我々の思うように進んでいない」

 

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