ミラン不振の原因はチームに蔓延する“不安感”? インザーギ監督「自信足りない」

「原因がわかれば苦労はない」

 前節フィオレンティーナ戦は1-0のリードの状況で追加点を狙いに行ったが奪えず、終盤に逆転された。
「原因がわかれば苦労はない。もう解決している。自信が足りない。べローナで勝てば、フィオレンティナにも勝てたはず。今は恐れがある。我々は人間だから。フィレンツェでディフェンダーを入れるよりも、FWのチェルチを入れて、追加点を取ろうとした。そのために批判も受けたけれど、後退したくなかったから、明日(21日)はいい試合をしたい」
 4試合ぶりに先発した日本代表FW本田圭佑を交代させ、イタリア代表FWアレッシオ・チェルチを入れたが、このカンフル剤は裏目に出た。
 地元メディアはカリアリ戦で負ければ、インザーギ監督は更迭され、OBでユース監督のクリスティアン・ブロッキ氏が昇格すると報じている。苦境に立つ指揮官は名門の暗い空気を払拭するために、決意の采配を振るう。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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