試合前に見せたC・ロナウドの行動が話題に 「スーパースターが国歌のように歌った」

CLトットナム戦でロナウドがアンセムを口ずさみ、CL公式も動画を配信

 レアル・マドリードは、現地時間17日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第3節、本拠地トットナム戦で1-1ドローに終わった。ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが同点PKを決めたが、その活躍と同様に注目されたのが、試合前にロナウドが見せた行動だ。CLの試合前に流れるアンセム(賛美歌)を口ずさみ、英サッカーメディア「90min」は「国歌であるかのように口にしていた」と伝えている。

 試合は前人未到のCL3連覇を狙うホームのレアルが攻め込む展開となったが、前半28分にトットナムDFセルジュ・オーリエのクロスにケインが合わせ、レアルDFラファエル・ヴァランがオウンゴール。だが同43分にレアルはPKを得ると、ロナウドが決めて1-1の同点に追いつき、試合はそのままドローに終わった。

 試合後、「クリスティアーノ・ロナウドでさえ、CLのアンセムを一緒に歌う」と驚きをもって伝えたのは、スペイン紙「マルカ」だ。トットナム戦直前に両チームの選手が横一列に並び、CL定番のアンセムが流れると、列の端に立ったロナウドは口を動かし、音楽に合わせて口ずさんだ。同記事は「ロナウドのようにCLを愛する人はあまりいない」とまで記している。

 英メディア「90min」も「マドリードのスーパースターは火曜日の夜、トットナムとの対決の前に、それが国歌であるかのように歌った」と言及した。また、CL公式ツイッターもその様子を動画付きで配信。「CLを愛する時、アンセムを歌う」とのメッセージを添えた一方、拍手の絵文字とともにロナウドの行動を称えた。

 代表チーム同士が激突する国際試合では、選手が国歌を口ずさむ姿がよく見られるが、CLでスーパースターが見せた行動は各国メディアに大きなインパクトを与えたようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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