本田やクリロナより早くブレ球を駆使していた男 魔球誕生のきっかけは?

 

減少傾向にあるブレ球、日本で先駆者となった男

 

 最近、無回転フリーキックを見る機会が少なくなっている。昨年6月のワールドカップブラジル大会では、ブラジル代表DFダビド・ルイスがコロンビアとの準々決勝で、強烈なブレ球によるFKを決めた程度だった。今年1月11日にはレアル・マドリードのウェールズ代表MFギャレス・ベイルがエスパニョールとのリーグ戦で、左足で見事な無回転FKでゴールを決めたが、選手が試合で狙う頻度に加え、成功率も下降線をたどっている。

 ACミランの本田圭佑もかつて無回転FKを得意としていたが、昨年1月のセリエA移籍後に決めた唯一の直接FKは無回転ではなかった。昨年10月4日のキエーボ戦で本田は左足でカーブをかけるように、ゴール左隅を射抜いていた。

 最近のブレ球FKの減少はW杯ブラジル大会から使用されているアディダス社の公式球「ブラズーカ」が10年南アフリカ大会の公式球「ジャブラニ」よりもブレにくい構造となったことが大きな原因となっている。以前のようなGKの予測困難な軌道を描くことがなくなったために、キッカーが狙う頻度が減少しているが、日本には「ブラズーカ」よりも遥かに空気抵抗の大きい、手縫いのボールの時代から無回転FKを得意としていたパイオニアが存在する。

「今ではサッカーボールがバレーボールのような形に近づいている。ボールの中心を蹴るだけで、自然と変化がつきやすい。軌道にブレが出やすい。でも、昔のボールは手縫いで空気抵抗が大きかった。まずブレない。無回転フリーキックという発想は当時のサッカーをやっている人たちの中になかったと思います。その時代から、僕は『これは使える』と思い、研究しながら蹴っていましたね」

 現役時代、J1神戸などで活躍した元日本代表DF三浦淳寛氏はこう語った。

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