「レアルでゴールを奪うのは特別なことでは…」

「もしかして、私だけなんだろうか……？　ベンゼマが“過大評価”されているんじゃないかと思うのは。レアル・マドリードという強豪チームで毎試合ゴールを奪うことは何も特別なことじゃない。まともにしていれば、普通のことだろう」

　ベンゼマは今季リーグ戦で4試合出場も1得点、CLでもノーゴールと結果を出せていない。ロナウドとの連係が抜群でセンターフォワードとしての総合力に優れているものの、今夏の移籍市場でスペイン代表FWアルバロ・モラタをチェルシーに放出したこともあり、ゴール数でも存在感を見せたいところ。特に現役時代は点取り屋として一時代を築いたリネカー氏としては、ストライカーの本分を果たしてほしいとの思いなのだろう。

　ロナウドがCL得点ランクトップに立ち、スペイン代表MFイスコらが好調をキープするだけに、ベンゼマへの風当たりはまだ強くないが、ゴールという結果を早々に残しておかないとリネカー氏だけでなくマドリディスタの見る目も厳しくなるかもしれない。

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フットボールゾーンウェブ編集部●文　text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images