激闘制す2発の豪州代表FWケーヒル、抜擢の監督に感謝「信じてくれたことが嬉しい」

 

大一番のアジア予選POシリア戦で2ゴールと活躍 代表通算最多得点「50」の大台に

 オーストラリア代表FWティム・ケーヒル(メルボルン・シティFC)は10日に行われたロシア・ワールドカップ(W杯)アジア予選プレーオフ、シリアとの第2戦に先発出場。二つのヘディングゴールを決めてチームを大陸間プレーオフ出場に導いた。代表通算得点を同国最多「50」の大台に乗せた英雄は「監督が僕に機会を与えてくれたこと、信じてくれたことが嬉しい」と喜びを爆発させている。代表チームの公式ツイッターが試合後のコメントを紹介している。

 ケーヒルは0-1で迎えた前半13分に右サイドのMFマシュー・レッキーからのクロスから頭で決めて試合を降り出しに戻した。その後、両者に得点が生まれずに延長にもつれ込んだが、延長後半4分に今度は左サイドMFロビー・クルーズからの折り返しをまたもヘディングシュートでネットを揺らした。

 オーストラリアはケーヒルの活躍でシリアとの激戦を2戦合計3-2で突破。アジアに残された「0.5枠」の出場権を取るため、北中米カリブ海予選4位のチームと争う大陸間プレーオフに臨むことになった(第1戦が敵地で11月6日、第2戦が本拠地で同14日)。

「難しかった。僕らは相手を疲れさせ、チャンスを待つ必要があることは分かっていた。そして最後にようやくゴールを決めることができた」

 

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