長期離脱中の”天才”ロイスが苦悩激白 「4つか5つのクラブが興味」と移籍の可能性も示唆

独誌のインタビューで語る リハビリ生活は「過酷なメンタルのテスト」

 日本代表MF香川真司とドルトムントで同僚のドイツ代表MFマルコ・ロイスは、昨季最終戦のDFBポカール決勝・フランクフルト戦で負傷し、右膝後十字靭帯断裂で長期離脱している。度重なる怪我に苦しむ天才が、月刊誌「GQ」のドイツ語版インタビューでその胸中を明かしている。

 ロイスはこれまでにも、ドイツが優勝を飾った2014年ブラジル・ワールドカップや、その2年後に行われた2016年欧州選手権を負傷で棒に振っている。トップレベルの実力は誰もが認めるところだが、最高峰の舞台に立つチャンスをことごとく逃しており、インタビューでは改めて、DFBポカール決勝の後に負傷が発覚した時の心境を明かしている。

「(靭帯)断裂が分かったのは(試合の)3日後で、気持ち的にはもう乗り越えた後だった」

 さらに「一人になって、復帰に向けて取り組んでる時は本当に辛い。3週間でうんざりだよ。常に一人でリハビリしなければならないんだ。これは過酷なメンタルのテストだよ」と、リハビリ期間の孤独さと辛さについても語った。

 今年6月にドイツメディアが報じた情報によれば、これまでにロイスが負傷で離脱した期間の合計はすでに2年を超えているという。年明けの復帰が見込まれているが、ロイスは稼いだ給料もほとんどが負傷した体のケアに費やされているという裏話も明かしている。

 

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