レアルは「過去20年で最悪の船出」 開幕からホーム3戦白星なしに地元紙警鐘

ライバルのバルサと対照的なスタートに…

 同紙は、「バレンシアとレバンテのドローで多くのファンは心配したが、ベティス戦の苦い敗北で、白い巨人全体に警報が鳴り響いている」と記している。

「銀河系軍団」にして「常勝軍団」として知られるレアルが、開幕ホーム3試合で白星を手にできなかったのは1995-96シーズン以来のことだ。このシーズンはホルヘ・バルダーノ監督がシーズン途中に解任される憂き目を見たうえに、6位でフィニッシュ。優勝をライバルのアトレチコ・マドリードにかっさらわれている。

 開幕前にブラジル代表FWネイマールをパリ・サンジェルマンに引き抜かれ、新戦力のフランス代表MFウスマン・デンベレも左ハムストリングの腱断裂で長期離脱を余儀なくされた宿敵バルセロナは、フタを開けてみればリーグ戦全勝で首位を快走。ライバルと比較して隙がなかったはずの“白い巨人”は、すでに勝ち点差7をつけられ、過去20年で最悪の船出に直面している。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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