ドルトムントCEO、VAR判定に抗議のケルンを非難「馬鹿げている」「バッドルーザー」

香川所属のドルトムントが5-0圧勝 大迫所属のケルンはVAR判定に不満示す

 日本代表MF香川真司が所属するドルトムントは17日、同FW大迫勇也所属のケルンに本拠地で5-0と圧勝した。この試合ではビデオ・アシスタントレフェリー(VAR)が試合に大きな影響を与えたこともあり、敗れたケルン側は審判団に抗議する意思を表明しているが、ドルトムントのハンス=ヨアヒム・ヴァッケCEOはそうした考えを真っ向から否定している。ドイツ紙「ルールナハリヒテン」が報じた。

 注目されているシーンは二つ。一つ目はドルトムントの1点リードで迎えた前半アディショナルタイムだった。右サイドのコーナーキックから、ケルンの守護神GKティモ・ホルンがハンブルしたボールをDFソクラティス・パパスタソプーロスが蹴り込んでネットを揺らした。主審はファールがあったとしてホイッスルを吹いたが、その後にVARによる映像の検証がなされてゴールが認められることになった。

 二つ目は後半13分、ケルンDFルーカス・クリュンターがエリア内でFWアンドリー・ヤルモレンコのクロスを手に当ててしまったシーン。プレー直後に笛はならなかったものの、VARでハンドが確認されてドルトムントはPKを獲得。FWピエール=エメリク・オーバメヤンが決めて、ドルトムントが3-0とリードを広げた。

 試合はその後にさらに2点を加えたドルトムントが5-0で勝利。一方、敗れたケルンはVARでの判定に不満を示して審判団に抗議するという。こうした展開にドルトムントのヴァッケCEOは「馬鹿げている」と呆れたように語っている。

 

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