レスター監督が次戦起用を示唆? 岡崎のチェルシー戦ベンチ外は「戦略上の理由」

シェイクスピア監督が温存策と語る 「彼には少しオフが必要だと感じた」

 レスターの日本代表FW岡崎慎司は9日の本拠地チェルシー戦でベンチ外となったが、クレイグ・シェイクスピア監督は5日にロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のサウジアラビア戦を戦った後の長距離移動を考慮しての温存策だったことを明らかにしている。地元紙「レスター・マーキュリー」が報じた。

 1-2で敗れた試合で、“侍ストライカー”の名前はメンバー表になかった。今季開幕2試合連続ゴールを決めた岡崎は、イングランド代表FWジェイミー・ヴァーディの最高の相棒となっていたが、シェイクスピア監督の頭の中にはチェルシー戦の先を見据えた戦略が存在した。

「彼はたくさんの旅をしてきたんだ。彼には少しオフが必要だと感じた。戦略上の理由だよ」と、指揮官は岡崎欠場の理由を説明している。

 岡崎は8月31日のW杯アジア最終予選オーストラリア戦(2-0)のために、日本へ一時帰国。その後灼熱の地ジッダを経て、レスターに戻ってきた。その移動距離は、1万7000マイル(約3万キロ)だった。

 指揮官の配慮によって温存となった岡崎は、16日の第5節ハダースフィールド戦で爆発してくれそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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