独首相がサッカー界に苦言! 移籍金高騰の“ネイマール・インフレ”に「誰も理解できない」

独首相が提示した改善策とは?

 メルケル首相は、FIFA(国際サッカー連盟)とUEFA(欧州サッカー連盟)が協力し、サッカー市場のバランスを保つためにルールを再整備すべきだと主張。改善策を提示した一方、「そうしなければ、移籍金はますます高騰していくだろう」と警鐘を鳴らしている。

 2016年夏にユベントスからマンチェスター・ユナイテッドに移籍したフランス代表MFポール・ポグバは、当時フットボール史上最高額の移籍金8930万ポンド(約131億円)で移籍し、大きな衝撃を与えた。ところがそのわずか1年後、ブラジル人ストライカーが倍以上となる2億2200万ユーロで史上最高額の記録を簡単に塗り替えた。“ネイマール・インフレ”の影響もあり、一流選手らの移籍金は軒並み上昇傾向にある。

 そうした状況にドイツのメルケル首相も声を上げる形となったが、サッカー界で起きている空前絶後の高騰はいつまで続くのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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