本田の日本代表遠征は“最悪のケース” メキシコメディア「4万2000キロ旅してわずか45分」

長距離移動で消耗を余儀なくされたか

「最悪のケースは日本人のケイスケ・ホンダだ。彼は60時間以上、約4万2000キロを旅したが、サウジアラビア戦でわずか45分プレーするにとどまった。しかしながら、本田は2018年ロシア大会行きのチケットを獲得したので、満足感とともにメキシコへ戻ることになった」

 4万キロの地球一周以上の長旅をこなし、日本代表のW杯6大会連続出場に貢献した本田だが、プレー時間の短さからリーガMX所属の各国代表選手のなかで「最悪のケース」と指摘されている。

 本田は今夏加入したパチューカで、開幕からコンディション不良に苦しんでいる。右ふくらはぎ肉離れで出遅れ、8月22日の第6節ヴェラクルス戦でメキシコデビューのチャンスをつかむと、いきなりゴールを決めてみせた。だが、ここまでの2試合はいずれも途中出場。万全の状態にないなかで日本代表遠征に参加し、長距離移動によってさらなる消耗を余儀なくされたと、メキシコメディアは見ているようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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