ミランが今オフに“大リストラ”敢行か 本田は残留組、伊紙が報じる

10選手がすでに放出確定? 本田は生き残れるか

 一方、リストラ組はムンタリ、アガッツィ、アルベルタッツィ、ザッカルドの4人。ファン・ヒンケルとアルメロはレンタル期間が終了し、メクセス、エッシェン、デヨング、パッツィーニは契約満了で放出となる見通しとなっている。
 中盤の要のデヨングは実際のところ、契約延長交渉に応じていないために放出リストに入っているが、移籍が確定しているのはこの10人のようだ。
 さらに“グレーゾーン”として、アレックス、エルシャラウィ、マストール、ラミ、スソ、サパタの6選手に加え、期限付き移籍の終了となるボッケッティとデストロが入っている。
 若き至宝のエルシャラウィだが、度重なる負傷に苦しんでいる現状から、特集では「エルシャラウィはもはやアンタッチャブルではなくなった。資金を手にできる数少ない選手の1人」と指摘し、ミランは移籍金目当てに放出に動く可能性があるという。
 また、今季終了後にはマトリ、ロビーニョら8選手が期限付き移籍から復帰予定だが、レンタル組にも放出の可能性がある。現時点で残留リストに入っていると見られる本田もリーグ戦2試合連続で先発落ちと苦しんでいる。不振のミランに吹き荒れそうな“粛清の嵐”の中、背番号「10」は生き残ることができるだろうか。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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