レスターがポルトガル代表MF獲得に執念 移籍期限過ぎるも“2時間延長”を申し立て

アドリエン・シウバ獲得へ“ちょっと待った作戦”を発動

 日本代表FW岡崎慎司が所属するレスター・シティが、移籍市場最終日のデッドラインを過ぎたにもかかわらず、“ちょっと待った作戦”を発動した模様だ。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。

 レスターはポルトガルのスポルティング所属のMFアドリエン・シウバにオファーを投じているが、その交渉がまとまらないまま現地時間8月31日23時の移籍登録期限を過ぎてしまった。しかし、シウバ獲得を諦めきれないレスターは、イングランドサッカー協会(FA)に対して異例の申し立てを行っているという。

 それが、移籍登録の2時間延長という“ちょっと待った作戦”だという。昨年の欧州選手権でもポルトガル代表としてプレーしたシウバは、レスターにとってなんとしても獲得したい戦力だが、ルールを超越した作戦に打って出た。

 果たしてFAにレスターの執念は通じるのか。獲得に成功すれば岡崎にとってもパスの供給源として期待の存在になるが、移籍の成否の行方が注目される。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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