宇佐美、独2部デュッセルドルフへ期限付き移籍、背番号33 指揮官期待「秀でた技術」

アウクスブルクから30日に移籍発表 宇佐美は「移籍成立を嬉しく思います」

 ドイツ2部フォルトゥナ・デュッセルドルフが30日、アウクスブルクFW宇佐美貴史を期限付きで獲得したことを公式サイトで発表。新天地での背番号は「33」に決定した。

 宇佐美は今季、13日のDFBポカール1回戦マクデブルク戦、19日のブンデスリーガ開幕戦ハンブルガーSV戦、26日の第2節ボルシアMG戦と続けて出場機会がなく、ロシア・ワールドカップアジア最終予選のオーストラリア戦、サウジアラビア戦のメンバーからも落選していた。

 今回、期限付きでの移籍となったが、宇佐美は「フォルトゥナへの移籍が成立したことをとても嬉しく思います。ホッフェンハイムの一員としてこのエスプリ・アリーナ(デュッセルドルフの本拠地)でフォルトゥナと対戦したことをよく覚えていますが、素晴らしいファンとスタジアムについて、強い印象を持っています。それらもこの移籍を決断した要因の一つです。新しいチームに入り、そして再びピッチに立てることを楽しみにしています」と意気込みを語っている。

 宇佐美は2011-12シーズンにバイエルンで3試合0得点、12-13シーズンにホッフェンハイムで20試合2得点の結果を残すも、13年夏に古巣のガンバ大阪に復帰。14年にはクラブ史上初の三冠達成に貢献した。16年夏に再びドイツへと渡り、アウクスブルクで16-17シーズンは11試合0得点に終わっていた。今季はここまでリーグ戦の出場がなく、戦力外に近い形でデュッセルドルフへの移籍が決まった。

 

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