ミラン、王者ユベントスから再び引き抜き工作 次なる狙いは“心臓部”の伊代表MF

258億円を超える一大補強のミラン ユーベMFマルキージオ獲得に向けて打診

 ACミランは今季の移籍市場で絶対王者ユベントスからイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチを引き抜くという離れ業に成功。総額2億ユーロ(約258億円)を超える一大補強でチームを一新し、20日のリーグ開幕戦の敵地クロトーネ戦も3-0と好発進した。

 だが、ミランの野望はまだ終わっていない。イタリア国営放送「RAIスポーツ」ではミランがユベントスのイタリア代表MFクラウディオ・マルキージオ獲得に向けて打診を行なったと報じている。

 マルキージオは昨年4月に左膝前十字靭帯断裂という重傷を負い、その影響で昨年の欧州選手権フランス大会には出場できず。昨季はリーグ戦18試合1得点に止まったが、イタリア屈指のミッドフィルダーとしての評価は絶大なものがある。

 ユベントスの下部組織出身でバンディエラ候補のマルキージオにミランは新たに触手を伸ばし、引き抜きを図ろうとしているという。守備の要ボヌッチに続き、絶対王者の心臓部に白羽の矢を立てたようだ。

 ミランはフィオレンティーナからクロアチア代表FWニコラ・カリニッチを獲得。クロトーネ戦で先発した昨季からのメンバーはGKドンナルンマ、MFロカテッリ、スソの3人のみ。開幕日を過ぎても積極補強を続けているミランは、ユベントスからスターを再び引き抜けるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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