天性の強靭な肉体で「傑出していた」 ベンゲルが新加入DF”ボスニアのハルク”を絶賛

アーセナルがコミュニティー・シールドをPK戦の末に制す コラシナツが同点弾

 昨季FA杯王者のアーセナルは現地時間6日、新シーズンの到来を告げるコミュニティー・シールドでリーグ王者チェルシーをPK戦の末に下し、今季最初のタイトルを獲得した。この試合で印象的な活躍を見せたのは、途中出場ながら貴重な同点弾を奪った新戦力のボスニア・ヘルツェゴビナ代表DFセアド・コラシナツだった。アーセン・ベンゲル監督も屈強なフィジカルを備える24歳に賛辞を送っている。

 ベンゲル監督はコラシナツをベンチスタートとしたが、前半28分にDFペア・メルテザッカーが相手DFギャリー・ケイヒルとの接触プレーで負傷したことを受けて、急きょ途中投入した。

 前半を0-0で折り返し、後半2分にMFビクター・モーゼスに得点を許して1点ビハインドを背負ったアーセナル。試合終了も近づく同37分に同点弾を決めたのがコラシナツだった。セットプレーのチャンスでゴール前に飛び込むと、MFグラニト・ジャカのFKを頭で押し込んだ。試合はそのままPK戦にもつれ込むと、PKスコア4-1でアーセナルが見事にトロフィーを獲得した。

 途中出場でチームを救ったコラシナツを指揮官も絶賛。クラブ公式サイトでコメントが紹介されている。

「彼は上手く試合に入った。普段ウイングバックかフルバックでプレーするが、センターバックでもプレーできる。先週もとても興味深いパフォーマンスをしていたけど、今日は先発させることをためらった。ウェンブリーでの試合はプレッシャーがかかるからね。でも彼は途中出場でも傑出していた」

 

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