PSG移籍のネイマールが加入会見 元同僚の“兄貴分”メッシに感謝「僕のお手本」

会見の模様は全世界に中継、「新しいタイトルを手にするためにここに来た」

 バルセロナからパリ・サンジェルマン(PSG)への移籍の決まったブラジル代表FWネイマールが4日、加入記者会見に登場。元同僚のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシに心から感謝の気持ちを述べた。

 契約解除金がフットボール史上最高額の2億2200万ユーロ(約290億円)を記録したネイマールの会見は、PSGの公式サイトで全世界に動画中継。SNS上ではネイマールのバルサ時代のユニフォームを火で燃やす動画が拡散するなど、“ネイマール憎し”の空気が生まれつつあるが、渦中の本人は吹っ切れたような笑顔を見せて言葉を紡いだ。

「とても幸せだ。自分の気持ちは言い表せないよ。できるだけ多くのタイトルを手にしたい。新しいチャレンジとタイトルを手にするために、ここに来たんだ」

 バルサではUEFAチャンピオンズリーグ1回(2014-15)、リーガ優勝2回(2014-15,、2015-16)、スペイン国王杯優勝3回(2014-15、2015-16、2016-17)を成し遂げた男は、「優勝請負人」としての使命感にあふれていた。

「僕にはバルセロナに友人がいる。移籍は簡単ではなかったが、フットボールの世界はこういうものなんだ。バルセロナからの移籍が人生で最も困難な決断だった。でも、移籍するには正しい瞬間だと思ったんだ。パリにも友人はいるし、すでに居心地の良さを感じている。バルセロナの4年間は幸せだった。悲しさはない。多くのトロフィーを手にできたのだから」

 

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