日本が3戦で記録した”9-0“は「出来すぎている」 12年ぶりVへ「一瞬の隙が失点につながる」

U-17女子日本代表はW杯ベスト16でケニアと対戦
リトルなでしこの愛称を持つU-17女子日本代表は、モロッコで開催中のU-17女子ワールドカップ(W杯)で16強入りしている。翌日からノックアウトステージの戦いを控える中で白井貞義監督らが取材対応を行い、「クオリティーを上げながらやっていくことが、この4試合、最後に優勝するというところにつながっていく」と先を見据えた。
日本は大会初戦でザンビア代表に5-0で勝利し、フランス代表とベネズエラ代表とのゲームも、いずれも2-0のスコアで終えて3連勝を果たした。この勝ち上がりについて白井監督は「出来すぎている部分もありますけど、ゴールキーパーを中心に失点を0に抑えて3連勝できたところが、ものすごく大きな結果だったんじゃないかなと思っています」と話している。
そうした中での課題にはプレーの精度を挙げ「横パス、縦パスといった、そこの質を狙われてカウンターにつながってしまっている部分があります。そのあたりは修正して、次のゲーム、ラウンド16に挑んでいかないと、その一瞬の隙が失点につながってしまうと思いますので、そういったところを修正して挑んでいきたい」とした。
3試合ともスタメン出場している主力のDF大下紗也奈も「ビルドアップのところでパスの質だったり、自分たちのミスでゴール前に危ないシーンをつくってしまったので、もっと攻撃にアイディアを持ったビルドアップとかを、自分の中で考えてできたらいいなと思います」とチーム内で課題が共有されていることを口にしている。そのうえで「日本には、ゴール前でのアイディアだったり、最後に決め切れる部分があるんだなというのを改めて感じました」と、自分たちの強みも認識したと自信を見せた。
初戦でチームの大会初ゴールを決めるなど2得点のMF栗田七海は、WEリーグの強豪日テレ・東京ヴェルディベレーザの下部組織メニーナに所属しながらトップチームにも登録されている。将来が期待されるアタッカーは「あと4試合、決勝戦まで行って優勝することが目標です。自分ではいいプレーをして、見ている人が楽しいと思えるようなプレーをして、得点したいなと思っています」と、その思いを語った。
このあと、日本はケニアと16強で対戦し、勝利すればアルゼンチンとガーナの勝者、さらに勝ち進むと準決勝では北朝鮮、開催国モロッコ、スペイン、アメリカのゾーンを勝ち抜いてきたチームと対戦する。
このU-17女子W杯では、4大会連続ベスト8での敗退が続いている。前回大会も率いた白井監督は「ゴール前での本当に決め切るんだという部分の質、タイミングとパスの質、そういったコミュニケーションも、ものすごく重要になってくると思います。そういった部分を積み上げながらクオリティーを上げながらやっていくことが、この4試合、最後に優勝するというところにつながっていくんじゃないかなと思っています」と、2014年大会以来の優勝を見据えた勝ち上がりに向けて話していた。
(FOOTBALL ZONE編集部)






















