佐野海舟に“異例事態”「トップフォームにはない」 SD懸念…評価の指標が「信じられないほど高い」

マインツの佐野海舟【写真:菅原敬太】
マインツの佐野海舟【写真:菅原敬太】

今夏の移籍市場ではクリスタル・パレスからの3000万ユーロのオファーをクラブが拒否

 ドイツ1部マインツの日本代表MF佐野海舟は現地時間10月26日、ブンデスリーガ第9節のブレーメン戦に先発出場したものの、チームは2-3で敗れた。夏の移籍破談や市場価値の低下による影響が懸念されるなか、ドイツ誌「ビルト」は「前シーズンのトップフォームにはない」と指摘し、その現状に注目している。

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 ブレーメン戦で敗れたマインツにおいて、佐野は試合終盤に途中交代でピッチを退いた。過去2年間で68試合中わずか1回しか途中交代がなかった25歳のMFにとって、今季すでに3度目の交代は異例の事態となっている。同メディアは、夏にイングランド・プレミアリーグのクリスタル・パレスへの移籍が迫り、プライベートジェットまで用意されていたものの、クラブ側が6000万ユーロを要求して3000万ユーロのオファーを拒否した経緯を説明。「トランスファーマルクト」での市場価値が5000万ユーロから4000万ユーロに急落したことにも触れている。

 現地メディアは、こうしたピッチ外での出来事がパフォーマンスに影響を与えている可能性を指摘。「これらすべてが彼の自信を打ち砕いたのか」と疑問を投げかけ、「頭の中が完全に自由ではない」と現状を分析している。さらに、昨季までの圧倒的な活躍と比較して「前シーズンのトップフォームにはない」と評価した。

 一方で、記事ではチーム関係者が過去2年間の突出したパフォーマンスを称賛し、再び最高の状態を取り戻すことを期待している様子も伝えられている。マインツのニコ・ブンガートSDも「海舟が評価されるハードルは、今や信じられないほど高くなっている」と懸念を示した。

 ヨーロッパの舞台を目指すクラブにとって不可欠な存在であるだけに、佐野が本来の輝きを取り戻せるかに関心が集まっている。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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