J助っ人DFが警鐘「まだ早過ぎるよ」 チームは快進撃、歴代2位タイ記録に「記事にしやすいでしょ」

FC東京が水戸に6-0で勝利
FC東京は10月25日に行われたJ1第12節で水戸ホーリーホックに6-0で勝利し、2位に浮上した。この試合でFC東京のリーグ戦連続無失点試合数は「7試合」でJ1リーグ2位タイとなり、歴代1位となる名古屋グランパスの「9試合」まで2試合と迫った。
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この堅守を支えているのが、DFアレクサンダー・ショルツとDF稲村隼翔のセンターバックだ。この試合、稲村はFW仲川輝人の先制ゴールに繋がるロングフィードをDF石原広教に送り、ショルツもチーム5点目となるゴールを決めて攻撃面でもチームに貢献した。
ショルツは仲川の2点目につながるパスも入れていたが、「DFにディフレクトしたから、私の貢献はない。とにかくテル(仲川)が決めてくれたことがすべてだ。決めるのが難しい角度だったけれど決めてくれて、ずっと懸命に努力をしてきていたから今日2ゴールという結果につながって本当に良かったと思う」と、今季初スタメンで2ゴールの仲川を称賛した。
自身のゴールについても、「目の前に落ちてきたから決められたラッキーなゴールだった」と振り返るショルツは、「今日の試合で全員がポジティブな空気感にあると思うけれど、良くないところもかなりあった試合だった。自分を含め、みんながミスをしていた。水戸は決して悪いチームではないが、私たちはカウンターを許しすぎていた。距離が離れ過ぎていたし、ミスも多く、悪い判断もあった。そうすると水戸はしっかり突いてくる。あらためて対戦するのが難しいチームだと感じた」と、6点差という結果以上に難しい試合だったと強調した。
今季は開幕戦で町田に1-5と大敗したFC東京だが、2節以降の失点はわずか3。現在は7試合連続無失点で、リーグで唯一失点が一桁の「8」だ。「開幕戦でも、すでに自分たちには積み上げてきたものがあった」というショルツは、「ここまで長く無失点を続けているから、みなさんもそのことを記事にしやすいでしょう。ただ、この後、私たちが1失点しても、それで何かが変わるわけではない。次の岡山にも、江坂任選手をはじめ、良いアタッカーが多くいます。その試合でも自分たちのやることは変わらない」と、連続無失点記録が途切れることになっても、やるべきことは変わらないと話した。
リーグ記録に近づいていることについても、「言われるまで知らなかったよ。もちろん、更新できれば素晴らしいことだ。でも、次の試合で0-0で引き分けるか、3-2で勝つか、どっちが良いと聞かれたら、迷うことなく3-2で勝つ方を選ぶ」と、無失点記録はあくまで勝利の延長戦上にあるものだと語った。
試合中、FC東京がゴールを重ねるなかで、スタンドからは首位まで「あと4点!」「あと3点!」「あと2点!」というコールが起きたが、順位表を意識するのも尚早だとショルツは釘を刺す。「得失点差を意識するのは、まだ早過ぎるよ。まだ多くのチームが勝ち点を重ねている段階だからね。優勝争いを意識するのは、終盤だけ。ヨーロッパでは、『優勝争いは5月から考える』と言う。5月になって、そこにいることができれば、初めて考えればいい。必ずそこにいないといけない。今はただチームを向上させ、自分たちのパフォーマンスに集中することだ。力強いパフォーマンスができれば、絶対に勝てるチームだからね。今季はほぼすべての試合で、自分たちは結果を残せるチームだと感じられている。これを続けられれば、シーズンの最後には思うところに居られるはずだ」と、控えめに語りつつも確固たる自信を滲ませた。
(河合 拓 / Taku Kawai)






















