先制弾で感情爆発→まさかの”キス”「しにいきましたよ」 34歳FWが圧巻2発「間違いじゃなかった」

FC東京の仲川輝人【写真:増田美咲】
FC東京の仲川輝人【写真:増田美咲】

FC東京のFW仲川輝人が今季初先発で2ゴール

 今シーズン初の先発出場で、最高の結果を出した。FC東京は10月25日にJ1第12節で水戸ホーリーホックと対戦し、6-0の大勝を飾った。チームを勝利に導く活躍を見せたのが、今季初スタメンとなった34歳のFW仲川輝人だった。

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 最終的には大差の付いた試合だったが、先制点を挙げるまでは苦労した。それでも前半32分、右サイドからDF石原広教がクロスを入れると、161センチの仲川は打点の高いヘディングをゴールに決め、チームに先制点をもたらした。

 ここまで出場した7試合すべてが途中出場だった仲川は、「僕自身はもう結果を残そうとしか考えていなかったのが、正直なところではありますけど、チームのために何ができるかを考えながら試合に臨みました」と言い、「やっぱり途中出場だと試合に入っていくのは難しいので、入りはスタメンの方がやりやすいのはあります。でも、スタメンでも、途中出場でも、このチームはチャンスがくる。それを今まで決めきれていなかった僕の責任でもある。今日、結果を出せたのは自分のなかでも大きかったですし、チームにとっても大きい点だったかなと思います」と、結果を出せたことを喜んだ。

 先制点については、「石原くんのクロスが良かったです。それに尽きます。あんなにドンピシャ(のヘディング)はないですね。キャンプからスタートして、フィジカル面っていうのも強化しているので、その甲斐があったと思うし、やってきたことが間違いじゃなかった」と、アシストに感謝しつつ、年齢を重ねるなかでの成長にも胸を張った。

 さらに後半開始早々にも、DFアレクサンダー・ショルツが入れた縦パスが流れてきたところを、ダイレクトシュートでゴールに突き刺し、反撃に転じようとしていた水戸に大きなダメージを与えた。「たまたま自分の前に流れてきたというか、こぼれてきたのもある。後半最初だし、シュートで終わって勢いを付けたかったので。打ったら良いコースにいった。思い切りの良さが、良い結果につながったし、やっぱりシュートを打つことが大事だなとあらためて思いました」と、今季2点目となったゴールを振り返った仲川は、前節の0-0で終わった柏戦からの反省が生きたと明かした。

「前節のレイソル戦でも、トラップしてPKかというのもあったんですけど。ダニから来て、ダイレクトで打とうか、トラップするかっていうのは、僕はトラップする方を選択してしまったので。やっぱりペナルティエリアのなかとか、ああいうシュートを打つ時は、大体ダイレクトでゴールが決まるなと、海外の選手のゴール集を見ても思っていたので、あそこは思い切り打ちました」

 この試合では仲川だけではなく、柏戦で再三の決定機を生かせなかったMF安斎颯馬も得点を決めた。途中出場のFWダニ・ゴメス、FWマルセロ・ヒアンも得点を挙げ、勝ち点で並ぶ首位の町田に得失点差でも「1」差となった。仲川をはじめ、多くの選手から「先制点が大きかった」という言葉が聞かれたが、この先制点後のゴールセレブレーション時にはハプニングもあった。

 得点した仲川と石原が喜ぶなか、石原が背後から押されたこともあって2人がキスをする形になったのだ。試合直後のフラッシュインタビューで、仲川は「キスっぽくなっちゃっていました」と表情を変えずに振り返ったが、石原は「もう愛が溢れちゃいました」と笑い、押された?と聞かれても「いやいや、(キス)しにいきましたよ。アシストを付けてくれたので、愛を出しました」と冗談を飛ばし続けた。

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