ハンブルガー酒井高徳が今季もキャプテン継続へ 指揮官「変える理由はない」

ドイツ地元紙が報じる 「プロフェッショナルとして高く評価」

 ハンブルガーSVの日本代表DF酒井高徳は、新シーズンもチームのキャプテンマークを託されることになりそうだ。指揮官のマルクス・ギズドル監督がその意向を明かしたと、ドイツ地元紙「ハンブルガー・モルゲンポスト」が報じている。

 酒井は昨年11月にチームキャプテンに任命された。チームが残留争いを続けるなかでの抜擢となったが、その使命を見事に全う。後半戦の巻き返しが実り、14位で1部残留を果たした。昇降格プレーオフを戦った16位ヴォルフスブルクとは勝ち点差わずか1という極限の争いのなかを戦い抜いた。

 そしてギズドル監督は、厳しい戦いを乗り越えた酒井のリーダーシップを高く評価している。新シーズンのキャプテンについて「まだ何も決まっていない」としているものの、「変える理由はない」とも語り、酒井のキャプテン継続を示唆した。

 記事でも「おそらく、酒井が引き続きキャプテンのアームバンドを巻くだろう。この日本人はチームからも監督からも、プロフェッショナルとして高く評価されている」と記されている。

 ハンブルガーでの3季目を迎える酒井。リーダーとして、さらなる飛躍に期待がかかる。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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