ジーコが大岩剛監督を評価「必要な決断ができる」 後輩に太鼓判「大丈夫だと思います」

鹿島のレジェンドジーコ氏が後輩の大岩剛監督に期待
元日本代表監督で鹿島アントラーズのクラブアドバイザーを務めるジーコ氏が10月19日、鹿嶋市内にあるクラブハウスで取材に応じた。2027年アジアカップ終了後に日本代表監督就任予定の大岩剛監督についてジーコ氏が「ものすごくいい監督だと思います」と太鼓判を押した。
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北中米ワールドカップ(W杯)後に、日本代表を率いてきた森保一監督の後任に大岩監督が選ばれた。代表指揮官、鹿島の大先輩であるジーコ氏は「剛さんは日本人・外国人含めていろんな良い監督のもとで学んできたこともあります。その中で剛さんの良いところというのは、まずいろんな人と会話をするというところだと思っています。自分たち周りにいる意見交換をいろんな人とできて、スタッフであったり、それ以外の強化部とコミュニケーションを取ったうえで、監督として必要な決断ができる監督だと思っています」と後輩の手腕を評価した。
大岩監督は2003年には鹿島に加入し、J1リーグ3連覇を経験。天皇杯優勝を果たした2011年に現役を引退した。2011年にトップチームのコーチに就任し、2017年には石井正忠監督の解任を受けて監督に昇格した。翌2018年は、リーグ戦で3位にとどまったものの、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)を制覇し、鹿島にクラブ史上初のアジアタイトルをもたらした。
ジーコ氏は「剛さんは自分だけではなくいろんな人の意見のいいところを吸い上げて、それを形にするということが大事だと分かっている。その中でも決断を必ずチーム第一ということを念頭に置いていたと思います。ものすごくいい監督だと思います」と絶賛した。
代表監督の先輩として「オリンピックの話をすると、日本だけではなくどの国もそうですけど、下のカテゴリーの代表での経験は最終的にA代表に繋がってくる。例えば鹿島で受けるプレッシャー、オリンピックでのしかかってくるプレッシャーは、A代表だと少し大きいものになるかもしれないですけど、十分準備できていると思っています。大事なのは、その時自分たちの力になってくれる選手たちを適したタイミングで招集するところが大事になってくると思う。いろんな人の意見を聞きながら、その都度必要な選手たちを招集する能力が備わっていると思うので、それがしっかり出来れば大丈夫だと思います」と後輩に太鼓判を押した。
日本代表は昨年10月に開催された親善試合でブラジル代表を3-2で史上初めて撃破して世界を驚かせた。北中米W杯では惜しくも0-1で敗れたが、それでも互角の戦いを見せた。来月14日にはシンガポールで開催される国際サッカー大会「MIZUHO BLUE CHALLENGE THE KALLANG FOOTBALL SERIES SINGAPORE」で再戦する。
ジーコ氏は「今の日本代表は結果で示してきたものであったり、ブラジルだけではなく、いろんな国からリスペクトされている代表だと思います。W杯もそうですけど、次の試合ブラジル国内で、簡単な試合かというような発言はどこを探してもなかったです。まず剛さんは、その中で森保さんがここまで積み上げてきたものを引き継いで、整理していくことが大事だと思っています。強いチームと認識されているので、まず引き継ぎつつ、戦い続けることが大事じゃないかと思います」と、森保ジャパンのフィロソフィー継承とさらなる飛躍を期待していた。
(FOOTBALL ZONE編集部・海老田悦秀 / Yoshihide Ebita)























