エース獲得失敗のミランが“プランB”へ 昨季15得点のクロアチア代表FWに白羽の矢

CEOが獲得を目指したモラタ、オーバメヤン、ベロッティの3人は可能性薄

 ACミランは今オフ、ユベントスからイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチを獲得するなど大型補強に成功した。その一方で、大物ストライカーの獲得交渉は難航しており、新たな選手に軌道修正する可能性が浮上している。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。

 ミランは近年にない順調な夏を過ごしている。ボヌッチを筆頭に、アルゼンチン代表DFマテオ・ムサッキオ、トルコ代表の司令塔ハカン・チャルハノール、ポルトガル代表FWアンドレ・シウバら実力者を確保した。

 チームのマルコ・ファッソーネCEOは、大補強の仕上げにワールドクラスのストライカーの補強を宣言。「オーバメヤン、ベロッティ、モラタのうち1人を獲得できたら素晴らしい」と名指しでターゲットを挙げていたが、こちらは難しい状況に陥っている。

 レアル・マドリードのスペイン代表FWアルバロ・モラタは、一時ミラン行きで個人合意したとも報じられたが、プレミア王者チェルシー移籍でクラブ間の合意に達してしまった。

 ドルトムントのガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンは移籍金6000万ユーロ(約75億円)のオファーを出していたが、ドルトムント側が今夏の移籍交渉に応じない方針を発表。トリノのイタリア代表FWアンドレア・ベロッティに関しては、ミランにタンパリング(事前交渉)があったとして、トリノが怒りを爆発させているという。

 

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