岡崎がWBA戦先発、献身的ランで同点弾に関与 前半終了間際の珍しい時間に交代

香港でのプレシーズンマッチに出場 ハードワークでマフレズの同点弾導く

 

 レスターの岡崎慎司は現地時間19日、香港で行われたプレミアリーグのプレシーズンマッチ「アジアトロフィー」初戦、ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(WBA)戦に先発出場。前半終了間際までプレーし、得点こそなかったものの、お馴染みの献身的なハードワークでアルジェリア代表MFマフレズの同点弾を導くなど、定位置確保へ必死のアピールをした。

 

 岡崎はこの日2トップの一角でプレー。相棒を組んだのはアルジェリア代表FWスリマニだった。その他の選手はマフレズ、MFエンディティを除くと昨季までの控え選手中心という陣容となった。

 

 試合は前半10分、WBAのロドリゲスに豪快なミドルシュートを叩き込まれ、レスターが先制される展開。しかし23分、マフレズがボールを中盤でボールを拾うとドリブルを開始し、前方にいた岡崎は献身的な斜め前方へのスプリントで相手マーカーの注意を引く黒子の役割を果たす。するとドリブルで持ち込んだマフレズは迷わず左足を一閃。シュートはゴール右隅に突き刺さり、レスターが1-1の同点に追いついた。

 

 その後、岡崎は相変わらずの運動量で攻守に貢献。前半終了間際の45分という珍しいタイミングでイングランド代表FWバーディーと途中交代した。

 

 シェイクスピア監督体制2年目となる今季、岡崎には厳しい前線での競争が待ち受けることになるが、他の選手と比べて大きく上回る運動量と献身性は、今季も熾烈なポジション争いのサバイバルを勝ち抜くうえで武器になりそうだ。

 

【了】

 

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

 

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

 

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