ドルトムントフィーバー! 前日公開練習に3468人来場、黄色い声援が飛ぶ熱狂ぶり

GKビュルキを除き、来日メンバー23人が練習に参加 香川は一人別メニュー

 日本代表MF香川真司が所属するドルトムントは14日、「明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017」の浦和戦に向けて埼玉スタジアムで公開練習を行った。スタジアムには3468人のドルトムントファンが来場する熱狂ぶりだった。

 ドルトムントはGKロマン・ビュルキを除き、香川やFWピエール=エメリク・オーバメヤン、MFマリオ・ゲッツェら23選手が練習に参加した。冒頭15分はランニングや軽めのパス回しを行い、長距離移動で疲労した体をほぐすようにウォーミングアップ。その後、練習前の会見で浦和戦の欠場を示唆していた香川は一人別メニューとなった。残りの選手たちは9人を3人ずつに分けて行う流動的な6対3のボール回しを行い、ラスト15分は10対10の実戦形式で調整した。

 公開練習のためスタンドにはドルトムントファン総勢3468人が集結。めったに生で見られないスター選手を一目見ようと子どもたちも多く駆け付け、オーバメヤンらに黄色い声援が飛び交った。しかし、桁違いの人気を誇ったのはやはり香川で、チームメートよりも一足先に引き揚げたが、およそ1時間の公開練習中に「カガワゴール」が止むことはなかった。

 15日の試合はチケットがすでに完売。普段は浦和の赤に染まる埼玉スタジアムだが、熱烈なドルトムントファンも一緒になって試合を大いに盛り上げてくれそうだ。

【了】

石川 遼●文 text by Ryo Ishikawa

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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