お手玉ようなものを使って巧みなタッチ、動画の最後にオチ

　レアル・マドリードはリーガ・エスパニョーラ連覇、そして前人未到のUEFAチャンピオンズリーグ3連覇に向けて新シーズンのアメリカのカリフォルニア大学ロサンゼルス校（UCLA）でトレーニングを開始している。そんななか、不動の左サイドバックであるブラジル代表DFマルセロが“神リフティング動画”を自身のインスタグラムで公開した。

　日差しが降り注ぐUCLAで厳しいトレーニングに臨んでいるレアルの面々だが、陽気なことで知られるブラジル人サイドバックは遊び心を忘れていないようだ。「僕にとっての弟のような存在、アルバロ・モラタとともにいくつかのトリックを見せるよ～」との文章とともに、プールサイド上と見られる場所でリフティングを開始した。

　しかし、そのリフティングはサッカーボールではない。大きさにしてテニスボールくらいで、日本で言う“お手玉”のようなものを使ってお互い地面に落とさないようにリフティングを開始。するとマルセロとモラタはインサイドやインステップ、そして太ももや胸、ヒールリフトを使って巧みなタッチを見せた。

　動画の最後には、なぜかオチがついた。遠くにあったゴミ箱に、マルセロがオーバースローで投げ入れると、完璧なコントロールで入った。これにはマルセロ本人も謎のダンスを披露して大喜びした。ピッチ上ではサイドを絶えず上下動するマルセロだが、オフになるとおちゃめな一面を見せるからこそ、マドリディスタからも人気なのかもしれない。

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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images