長友佑都、現役引退も検討「ビジョンはないです」 FC東京と来季契約は未定「どうするか考えたい」

日本代表の長友佑都【写真:徳原隆元】
日本代表の長友佑都【写真:徳原隆元】

試合後に自身の去就について語った

 日本代表は現地時間6月29日、アメリカ・テキサス州のヒューストン・スタジアムで、北中米ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦でブラジルと対戦し、1-2で敗れた。試合後、チーム最年長39歳のDF長友佑都は自身の去就について「(現役引退も)含めてですね。全部もうビジョンは白紙というか、全くないんで」と明かした。

 最後まで礼儀を忘れなかった。ピッチを出る際、長友は深々と一礼をした。「もうそれは感謝ですね。もちろんピッチへの感謝は毎日してますけど、W杯への感謝を伝えました」。自身を、チームを奮い立たせてきた39歳のW杯が終わった。

 長友は2010年の南アフリカ大会から5大会連続でメンバー入り。25日のグループステージ第3戦・スウェーデン戦では、後半30分から出場。アジア人として初の5大会連続出場を果たした。この日は出番なしに終わり、「5大会出たのはもちろん誇りに思うんですけど、結局ベスト32でチームを終わらせているんで。そこはやっぱり一番のベテランとして責任を負わなければいけない」と話した。

 自身の今後については「この先のビジョンはもうないです。今は全く考えてないですし、考えられない。自分がどうしていくのか分からないです」と言及。現役引退の可能性を問われると、「含めてですね。全部もうビジョンは白紙というか、全くないんで。自分がどうするかは考えたいです」と心境を語った。

 FC東京との契約は今季で終了し、来季の契約は未定。クラブ関係者によると、現時点では8月から始まる新シーズンの編成には含まれていないという。日本に帰国次第、今後の去就について話す予定となっている。現役を続けるかどうかも含め、本人に一任されている。

 まだ去就については未定だが、日本代表への思いは変わらない。「5大会を経験させてもらって、自分の中だけで終わらせるのは絶対ありえないこと。日本サッカーに何らかの形で貢献できるのであれば、それはもう全力でやっていきたいし、やらなければいけない立場だと思うので。やっぱり経験というものは還元していきたいですね」と長友。日本代表を支えてきた男の決断に注目が集まる。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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