鎌田大地、南野拓実に感謝「いいお手本がいた」 シャドー起用で…できていた“イメージ共有”

鎌田大地が先制ゴールを決めた【写真:ロイター】
鎌田大地が先制ゴールを決めた【写真:ロイター】

「強い思いを持って、点を決めたいと思っていたので、点が決められてよかった」

 日本代表は現地時間6月20日、メキシコのモンテレイで行われた北中米ワールドカップ(W杯)グループステージF組の第2節でチュニジア代表と対戦し、4-0で勝利を収めた。オランダ戦に続き、2試合連続ゴールを挙げたMF鎌田大地は試合後、「10番で出るっていうのが決まったときに、強い思いを持って、点を決めたいと思っていたので、点が決められてよかった」と、攻撃的なポジションで臨んだ一戦での得点に喜びを示した。

 過去の本大会において自国開催以外で勝利のなかった“鬼門”の第2戦。森保一監督は初戦のオランダ代表戦(2-2)からスタメン4人を入れ替え、負傷欠場したMF久保建英に代わって鎌田をシャドーのポジションに配置した。すると前半4分、GK鈴木彩艶からのビルドアップからパスをつなぎ、MF田中碧の展開から左サイドのMF中村敬斗へ。中村が縦に仕掛けて折り返したクロスに対し、危険なスペースへ走り込んだ鎌田が左足のバックヒールで合わせて電光石火の先制点を奪った。

 この鮮やかな先制ゴールの場面について、鎌田は「敬斗が縦に仕掛けてクロスするような形をしてたんで、しっかり入っていって当てるっていうやり方」と振り返る。チームの攻撃を牽引してきたMF南野拓実の不在を受けての起用となったが、「ビルドアップの部分で関与するっていうよりも、本当にゴール前で危険な場所にできるだけ行けるようにっていうのは考えていた。拓実くんがいつもやっているようなことをできたらいいなと思って、いいお手本の選手がいたんで、常に見ることもできていました」と、イメージを共有していたことを明かした。

 試合はその後、前半31分にFW上田綺世の強烈なミドルシュートで追加点を奪うと、後半24分にはMF伊東純也が3点目をマーク。同39分には再び上田が頭で合わせて4点差の圧勝劇となった。チームはこれで勝ち点を4に伸ばし、決勝トーナメント進出へ大きく前進した。鎌田は「前回の苦い経験もあるんで、自分たちは本当にその経験を生かせたと思う。みんなが本当に理解していて、この試合がどれだけ大事か理解して、しっかり結果を残せた」と、鬼門を突破したチームの成熟度に確かな手応えを口にした。

 日本への注目が高まる中で掴んだ完勝だが、グループステージ突破はまだ確定していない。鎌田は「自分たちのグループはなかなか難しいグループ。きょう勝ち点3を取れたっていうのはチームとして本当に良かった」とした上で、「自分たちが目指して、そういうものも手に取れるように。リーグ突破するだけじゃなくて、もっと日本の価値っていうのを上げていける。自分たちはそういうことも担っていかないといけない」と言葉に力を込め、世界に日本の力を証明し続ける覚悟を示した。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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