欧州制覇のU-21ドイツ代表 「8人か9人はすでにビッグプレーヤー」と指揮官が選手を称賛

8年ぶり2度目の快挙達成、クンツ監督が大会後の選手の飛躍に期待

 ポーランドで行われていたU-21欧州選手権は決勝でドイツがスペインを1-0で下し、2009年大会以来2度目の優勝を飾った。チームの指揮を執ったステファン・クンツ監督も、快挙を達成した選手を称賛している。UEFA公式サイトがコメントを報じた。

 ドイツは前半40分に、この試合のマン・オブ・ザ・マッチに選出されたFWミッチェル・ヴァイザーが先制点を挙げると、その後もスペインに得点を許さずに完封勝利。アーセナルMFメスト・エジル、バイエルン・ミュンヘンGKマヌエル・ノイアー、DFマッツ・フンメルスらタレントを擁した09年大会以来となる戴冠を成し遂げた。

 クンツ監督は試合後、「スペインを祝福したい。彼らはこの決勝戦で、素晴らしい対戦相手だった。我々はたくさんの勇気を持って、技術的に最高の試合をする必要があった。スペインのビルドアップに対抗するのは簡単じゃなかったんだ」と対戦相手に賛辞も送っている。それだけの難敵との対戦だったが、「我々は優れたスタートを切ることができた。とてもアグレッシブで、スペインに足がかりを作らせなかった」と、相手の特色を消してプレーしたチームを評価した。

 選手たちのクオリティーを讃えた指揮官は、この大会で飛躍を遂げた若き選手たちのステップアップにも大きな期待を寄せている。

 

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